前回の続きです。。
二段変速の自転車が形になりました!!
” 1994 NISHIKI MR ”
わたくしの苦手なアルミフレームで、
トラウマのある車体です。。
数年前のお話ですが、
アルミのクロカンフレームは軽量・高剛性で、
非力なわたくしには持って来いな素材だと思いフルリジットで走りに行きました。。
それまでクロモリのフルリジットしか乗った事が無かったので、
恐ろしいくらいの振動吸収性の無さに腰を抜かしたものでした・・・
そうなるとフロントくらいはサスペンションを入れてみようと思うもので、
手持ちのストロークの長い物を取り合えず装着!!
見事にバランスの悪い自転車が完成し、
ハンドリングも最悪の状態に・・・
しかしシングルトラックに行ってみたくなり、
見事に1mくらいの急勾配の段差を下ったトコロでフルボトムし、
フロントフリップをかまして谷底へ・・・
未だにトラウマになっております。。
で、
話しが長くなりましたがリベンジの時がやってまいりました!!
懲りずにフロントサスペンション。。
いつもお世話になっております” M浦様 ”から譲っていただいた、
” SHOWA GRAVIER-DH ”という名品です!!
昭和の男に相応しい物です。。
ストローク量もバッチリで、
動作も物凄く滑らかなサスペンションフォーク。。
そうして二段変速。。
ギアは二枚だけなのでショートケージのRDで、
チェーンも最小限まで詰めて脱落防止を。。
あまり変速の段数が多くても有効に使えない、
かといってシングルだと辛すぎる・・・
なので二段!!
選択肢が二つなので・・・
シフターもフロント用のサムシフター(フリクション)でオッケーです。。
親指一本で操作できます。。
個人的にはフロントは変速機をあまり使わないので、
フロント用のシフターが余っているので調度良いのです。。
わたくしの身長だと20インチ程度が適合サイズなのですが、
トレールなどを走る自転車は一回り小さ目の18インチに乗っております。。
そして今回のフレームは16インチとかなり小さめで、
ヤンチャな乗り方が出来るように。。
なので・・・
シートポストはヘンテコなセットバックをしている” クリティカルレーシング ”の物を。。
ヘンテコ部分。。
ストレートのアルミパイプをジョイントしております。。
普段使う機会の少ないVブレーキを使用しておりますので・・・
最強ブレーキブースター” DKG ”の物を装着。。
完成して試乗したところ、
想像異常に楽しく軽快でした!!
サイズの小さなフレームとフロントサスペンションのお陰で、
軽快なハンドリングが味わえます。。
近年ではあまり製造されなくなってきた” 26インチ ”ではありますが、
29インチや27.5インチには無い軽快さがあります。。
” 26インチ ”の魅力を再確認できます!!
今まで持っていたアルミフレームへのネガな部分がフロントサスペンションのお陰で無くなりました。。
コイツでいよいよリベンジですっ!!