～　フォールディングでデモンタブルな奴　～






ヘンテコな自転車が何かと集まってくる当店ですが、

中でも特徴的で衝撃的な奴・・・






”　フォールディングでデモンタブルな奴　”






普段は景色と同化していて目立たないので、

忘れ去られた数年間・・・







で、






ふと思い出して再生しておりました。。







完成まで後一歩と言うトコまで来たのですが、

足りない部品が発見できるかどうか・・・






とりあえずお披露目です。。

”　ＳＨＩＭＵＲＡ－ＳＥＩＫＩ－ＣＹＣＬＥ　”







”　Ｒｏａｄ　Ｐｕｐｐｙ　ＭＡＤＥ　ＩＮ　ＪＡＰＡＮ　”





詳しい情報はあまり得られておりませんが、

恐らく１９５０年製の自転車です。。






１９４９年製のモデルは確認できたのですが、

後継モデルのコレについては謎のままです・・・







とにかく全体のヤレた感じが素敵です！！







画像では判りづらいのですが、

塗装も漆塗りというか何というか味わいのある感じです。。





そしてこのスタイル。。










まずはハンドル廻りですが、

ハンドル部分の途中で伸縮しつつ、

角度が変わりつつ。。






５０’ｓな感じのステム部分にある巨大な”　蝶ネジ　”を緩めて折り畳むのです。。





厄介だったのが・・・

フォーククラウン裏のボルトが腐って折れてしまい、

抜いてタップ切り直してと・・・






シートピンにも大好物の巨大な”　蝶ネジ　”

ココも工具要らずです。。





ブレーキはリアのコースターのみです。。

このハブがイカしております！！




”　ＯＩＬ　”






グリス注入口の蓋です。。







純正ハブの証”　ＰＵＰＰＹ　”






バラしてみると良く見かけるコースターブレーキとはちょっと違う仕組みでした。。






可愛い荷台。。





色の抜け方が素晴らしいっす。。




肝心のコノ部分。。




ここから分割されます。。




この昔のスキーの金具のようなレバーを引き上げると・・・




フレームが真っ二つになります！！

寒いので真っ二つにはしませんでしたが、

初めてこの自転車を発見した時は、

フレームが折れて転がっている自転車だと思ってました・・・






春になったら真っ二つ画像を撮影いたします。。





右クランクもパッタリと倒れます。。

クランクアーム裏のレバーをスライドするだけなので、

これまた工具要らず。。





分割されて折り畳まれたフレーム同士は・・・

フロントハブの金具が・・・




サイドスタンドの上の金具に・・・

挿入（インサート）する事で固定されます！！






素晴らしい！！






色々とアイデアが詰まった自転車です。。






ココまで来るとしっかり完成させたいのですが、

発見が難しい部品があります・・・






１４インチのタイヤです・・・






当然ですが”　ＢＥタイヤ　”です・・・






いわゆる”　耳つき巻きタイヤ　”です・・・






何方か譲ってください！！






情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらご一報願います！！






”　ヘンテコでフォールディングでデモンタブル　”な奴でした。。